初版 2025/02/11
改訂



X68000のX-BASICで書いたプログラムは、BAStoC(BASICコンパイラ)でCプログラムに変換できる。
その際、いくつか注意事項があるため、ここに記載する。


  • float型の値を扱う場合は、暗黙的な変換が行われないように注意する。
    例)少数(.0)を付ける、修飾子(#)を付ける、など


関数の定義について

  • 関数はメインロジックの後(=end文以降)にまとめて定義する。その前で定義するとエラーが発生する。

  • X-BASICでは関数の引数に与える値に暗黙的な型変換(int→float)が行われたが、Cでは行われない。想定外の結果となることがあるため、暗黙的な型変換を期待した書き方はしないこと。


その他

  • 論理演算を使用している場合は、結果の差異に留意すること。できればゼロかゼロ以外かで判定すると良い。
    • BASIC : true = -1、false = 0
    • C : true = 1、false = 0
  • 計算式、条件判断文については、優先順位を明確にするための括弧を付けるようにする。

  • switch文のcaseに文字列を書かない。